「妖怪、よーこちゃん」其の一

先日の日曜日、(鉄腕ダッシュ)と言うTOKIOの番組を見ていた、

「妖怪よーこちゃん」を探す、とあった

テレビのよーこちゃんはどうやら肉食の小獣らしいが、息子と顔をおわせて笑ってしまった。

私も息子も「妖怪よーこちゃん」と聞いて思い浮かぶのは唯一人、私の母…名前は勿論「ようこ」

もう亡くなっているがとんでもない武勇伝の持ち主だ、小さい頃からその武勇伝を聞いている息子にとっては「妖怪」と言われても納得みたいでニマニマと笑っていた。

武勇伝其の一、

ようこちゃんは一応お嬢様で、学生時代一週間に八つのお稽古事をこなしていた、だから学校から帰るのは毎日遅かったそうだ

お稽古の帰、薄暗い田舎道を歩いていたら後ろから人の気配がして感の良いようこちゃんは痴漢!と直近したが、その後の行動が凄い、

突然踵を返し痴漢に向かって走って行き、持っていた油絵具入れの木箱で思い切り叩きよろけたため相手を突き飛ばし、まっしぐらに家に走って帰ったとか、無事だったから良かったものの本当に無茶な人だ、

またある時は発車間際の電車に飛び乗りピンチを脱し、ある時は大怪我をした上司を助けるなど、まだまだ山ほどある。

ようこちゃんの母も肝の座った人だったから母譲りの性格だったのだろうな…と…

今日放送の鉄腕ダッシュでしたたかな妖怪の招待が明かされるようだが、そのその正体が楽しみだ。

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